老化が気になるところというと・・・
やはり、「顔」や「髪」がまず浮かぶかもしれませんが、その次に気になる箇所というと皆さん「手」を挙げるようです。
特に、「他の女性の手を見て」自分の手の老化を感じるという方がとても多いと言われています。
それはつまり、「自分の手は思いのほか見られている…」ということでもあります。今回はそんな「老け手」に関して徹底調査してみました。
老け手に見られる原因から、老け手に見える特徴、そして、老け手の予防や対策に加え、その改善方法、さらにおすすめのハンドクリームや美容液から効果的なマッサージ方法などについても完全網羅してみました。
「通勤中や会社で若い子の手を見て比べてしまった…」
「友人の老けた手を見て、私もやばいかも…と感じた」
などなど、「老け手」が気になっている方には必見ですので、是非参考にしてみてくださいね。
老け手の原因
老け手の原因には多くの要因がありますが、代表的なものが紫外線によるものです。肌における老化の原因の8割は、紫外線によるものといわれています。
紫外線はコラーゲンやエラスチンなどの成分が破壊されることにより、シミや深いシワ、さらにはお肌が滑らかではなくゴワゴワした質感になります。
さらに手の部分はどうしても露出している時間が長いので、紫外線を浴びる時間も長くなりジワジワと蓄積され徐々にお肌に変化が現れて老け手となるんですね。
また、紫外線のほかには、血行不良にターンオーバー、いわゆる肌の代謝が乱れることも老け手の原因となります。
年を重ねるとともにコラーゲンなどのタンパク質が減っていくことにより、血管が硬くなり血流が悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなると、お肌の代謝が乱れて皮脂分泌が減少します。
皮脂の分泌が減少してしまうと、肌のバリア機能が低下して外部刺激を守る力が弱まってしまい、肌荒れや乾燥など肌の老化が進行しやすくなるのです。
老け手を防ぐためにも予防・対策はしっかり行っていきましょう。
老け手に見える特徴
老けてに見える特徴としては、シワやシミ、潤いが筆頭ですが、色も重要です。
日に焼けているとどうしても老け手に見えがちです。
ロート製薬が行った女性の老け手に関する意識と実態調査においても、約半数以上の方が老け手の特徴として、シワ、乾燥、シミを上げていますし、その他では、血管が浮き出ていると老け手に見えるという意見もあります。
実際に年齢を重ねていくにつれ、徐々に老け手になっていくので、その変化に自分では気づきにくいかもしれません。
自分で老け手に気づく方法としては、ちょっとした傷の治癒速度に意識を向けてみるのもひとつの方法です。
新陳代謝が悪くなってくると傷の治りも遅くなるので、心当たりがある場合は、手の老け具合も一緒にチェックしてみるとよいですよ。
これまで気付いていなかったものの、実は想像以上に老け手になっている場合もありそうです。爪のうるおい加減にも注意が必要ですね。
老け手を改善して若返らせる方法
それでは老け手を改善する方法をいくつか見ていきましょう。
ハンドストレッチ
老け手の原因は血行の悪化によるところもあります。
血行はハンドクリームなどでは改善できないのでしっかりと手のストレッチをしてあげるのが重要です。
やり方は色々ありますが、指先に遠心力がかかるように1分間、手をフルフルと振ってあげるだけでもかなり手の血行がよくなります。決して強く振る必要は無いので、スジを傷めないように注意しましょう。
毎日1分取り入れるだけならすぐできますね。
ケア前にスクラブで角質落とし
スクラブ入りのハンドソープで手を洗ってからいつものケアを行うことで効果を底上げできる可能性があります。
スクラブを使うことで手の古い角質や皮脂を落とすことができるのですが、これにより毛穴を塞ぐものを取り除いてくれるので、化粧水などの成分をより吸収しやすくする効果があります。
またターンオーバーのリズムを整えるので肌の透明感が増すことも期待できます。ただし、皮脂を落としすぎるのは逆効果なので、やりすぎには注意しましょう。
ハンドパック
まずは、ワセリンを手に入念に塗っていきます。
このとき手を優しくマッサージしながら塗っていくのがコツです。忘れがちな指先から水かき部分もくるくる回すように塗っていきます。
ワセリンを塗り終えたらビニール手袋をはめて保湿します。できばそのまま寝て放置するのがいいですね。睡眠時間を利用しながら長時間保湿できます。
毎日やるのは大変なので、普段のケアに加えて週に1回、スペシャルケアとして取り入れるといいですよ。
クリニックで
一番確実、かつ素早く効果を得られるのはクリニックでの処置でしょう。
現在は美容クリニックでヒアルロン酸を注入することで、手をふっくらとさせ、シワや血管の目立ちを改善することができます。
効果が高い反面、手軽さには欠けるのでよく考えて検討したいですね。
老け手の予防対策
老け手の予防・対策には、老化の原因となることを避けることが重要になります。
老化の原因となる要因は様々です。しっかり対策して予防しましょう。
紫外線の対策をする
老け手の原因でも説明しましたが、紫外線を浴びて日焼けをすることで手の老化を早めてしまいます。
そのため、UVカット効果のあるハンドクリームやUVカット手袋を使用するなど、手の紫外線対策が重要になります。
なお、日焼けをしてしまった場合は、早めに保湿することが大切になります。
化粧水などを使ってしっかりとうるおいを与えて、ハンドクリームでケアするようにしてください。
水仕事では手袋を使用する
水仕事をするときに使う洗剤や漂白剤などは、手の皮脂や角質を落としてしまうことから手荒れの原因となります。
また、高めのお湯の使用も皮脂などを過剰に洗い流してしまうため、肌の乾燥を招き手荒れを引き起こす要因となります。
水仕事をする際は、ゴム手袋を使用して、ぬるま湯で行うことをおすすめします。
手のマッサージをする
ハンドクリームや美容液を塗ったときにマッサージするのは効果的です。
ハンドクリームを手の全体にのばしたら、指1本ずつをもみほぐしたり、手の甲をやさしく押しながらマッサージを行いましょう。
ハンドクリームで保湿され、マッサージを行うことで血行が促進されるので、老け手の予防対策につながります。
ハンドパックをする
定期的なハンドパックも効果的です。
ハンドパックといえば、手のスペシャルケアということで、ネイルサロンやエステを思い浮かべますが、お家にあるものでもハンドパックは可能です。
上記でも説明しましたが、ワセリンとビニール手袋を使えば誰でも簡単にセルフでハンドパックができます。
お休み前にワセリンを手に塗ってビニール手袋をつけて寝るだけとやり方は簡単。定期的に行うことで手の乾燥を防ぎ手荒れを予防できます。
手洗いは優しく行う
手を洗う際に汚れを落とそうと強く擦ってしまうと、肌に必要とされる油分を落としすぎて乾燥しやすくなってしまうため手荒れの原因にもなります。
手洗いをするときは、たっぷりの泡を使ってやさしく行い、手洗い後は水気をしっかりととることが大切になります。
老け手におすすめのハンドクリーム・美容液
ここでは、手の若返りや老化対策におすすめしたいハンドクリームや美容液を紹介します。定期的に使用して、老い手の改善、予防対策を行っていきましょう。
テシカセラム(TECICA SERUM)
テシカセラム(TECICA SERUM)は、手のシミやシワの同時ケアを実現した医学部外品の手元美容クリーム(ハンドクリーム)です。
テシカセラムの期待できる効果は以下の通りです。
- シワの改善
- シミ、そばかす予防
- 肌荒れの改善
- 肌の引き締め
- 皮膚に潤いを与える
- 皮膚を保湿する
このように、シワやシミの改善・予防や肌の引き締めなど、手の若返りに特化したハンドクリームといえます。
テシカセラムには、シワ改善に美白効果があると「認定」されたナイアシンアミドという成分を配合しています。実際に効果があることが実証された成分を使っているため、効果が高いことがうかがえます。
また、有名な美容専門家をはじめ、多くの美容家が愛用していることからも効果が期待できますね。テシカセラム(TECICA SERUM)の詳細については、公式サイトを確認してみてくださいね。
ピンテ(PINTE)
ピンテは従来の「ハンドクリーム」とは違い、年齢手肌のシワ改善・シミ予防・ハリ艶ケアが期待できる薬用美容エッセンスです。
ピンテの期待できる効果は以下の通りです。
- シワを改善する
- シミを予防する
- 血管の目立ちを改善する
- 潤いを定着させる
- ハリ・ツヤを与える
これを見ると一般の保湿クリームやハンドクリームと違うことがわかると思います。ピンテ(PINTE)は老い手改善に特化したアイテムといえます。
果たして本当に効果はあるのか？気になるところですが、加齢による年齢手肌のケアに重要になってくるのはコラーゲンの立て直しです。
なぜなら、老い手になる原因というのは、年齢を重ねるごとにこのコラーゲンがどんどん減少していくからです。
ピンテ(PINTE)は、コラーゲンの生成を促進するナイアシンアミドを配合、特殊製法によって有効成分を肌の奥まで届けることに成功しました。このことからも効果がないということは考えにくいと思います。
また、東証一部上場企業の北の達人コーポーレーションの開発した商品ということで、信頼度も非常に高いですし、全額返金保証をつけていることからも十分期待できると思います。詳しくは公式サイトを確認してくださいね。
老け手のマッサージ方法
ハンドクリームや美容液などを塗ってケアする際に、マッサージをするのも老け手の改善、予防対策としておすすめです。
- 手の甲にハンドクリームをのばしたら、親指の腹を使って円を描くようにマッサージします。
- 小指を、逆の手の人差し指と親指ではさんだら指先から付け根に向かって移動します。3回ほど行ったら最後に指先を摘んでもみほぐします。小指から順番に親指まで行います。
- 手の甲の骨の間を逆の手の親指を使って、手首に向かってこする感じでマッサージします。
- 人差し指から小指の指先を逆の手を使い、手の甲に向かって倒すようにしてストレッチをします
- 片方の手が終わったら、逆の手も同様にマッサージを行います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。老け手の原因から、改善方法、予防対策、おすすめのハンドクリームや美容液まで紹介してきました。
手というのは意外と年齢が出やすいところです。手の老化の改善や予防対策には、毎日のハンドケアが重要になります。
ハンドクリームや美容液を効果的に使ってハンドケアを行い、老い手を若返らせて若々しい手をいつまでも保持していきましょう。
