人類史上初めての原子爆弾が、1945年、8月6日、8時15分、アメリカ軍により、日本の広島市に投下されました。
当時の広島市の人口35万人(推定)のうち9万 - 16万6千人が被爆から2 - 4か月以内に死亡したとされる
引用元:ウィキペディア
たった一度の爆弾で、当時の広島市の人口、約35%から50%が亡くなったということになります。
あれから74年。原爆の日となる6日、原爆が投下された広島市の平和公園の原爆慰霊碑前には夜明け前から大勢の人が訪れ、祈りを捧げました。
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この時期になると、戦争や原爆を題材にした映画やアニメなどが、
テレビやメディアなどでも多数とりあげられますね。
原爆を題材にした映画やドラマ、アニメを一覧にまとめてみました。
原爆を題材にした映画、ドラマ、アニメ一覧
はだしのゲン
原作は、作者、中沢啓治による、自身の原爆の被爆体験を元にした自伝的漫画。
昭和生まれの方なら図書館で読んだ方も多いのでは?
主人公『ゲン』が、戦争中や広島で原爆投下後の戦後を力強く生き抜く様子を描いた、代表的な作品で、漫画、テレビアニメ、ドラマ、映画にもなりました。
ひろしま
広島に原爆が投下された直後の惨状、その後の被災者たちの苦しみを描いた作品。
「いかにしてあの日を正確に再現するか」がテーマとなっているだけあり、
原爆が投下された直後の地獄絵の再現シーンは凄まじいものがあります。
『ひろしま』は、日教組プロが1953年製作、関川秀雄監督による日本映画である。1955年に第5回ベルリン国際映画祭長編映画賞を受賞した。
引用元:ウィキペディア
原爆の子
『ひろしま』と同じ原作を元にした作品。1952年(昭和27年)8月6日公開された映画で戦後初めて原爆を直接とりあげた映画。
原爆投下された年から7年後の広島が記録されている貴重な映画です。
父と暮せば
舞台は原爆投下されてから3年目の広島。
原爆で1人だけ生き残ってしまった負い目を抱える娘(宮沢りえ)の前に、
娘が心配で成仏できずにいた父(原田芳雄)が幽霊となって現れ、娘を励ます。
「生きとるんが申しわけのうてならん・・」娘の悲痛なセリフに、
胸がしめつけられます。
母と暮せば
「広島」が舞台である『父と暮せば』と対の形となっている作品で、
こちらは「長崎」が舞台となっている。
母親(吉永小百合)と息子(二宮和也)の設定。
原爆で亡くなって3年後、幽霊となって母の前に息子が現れ、
母子の奇妙な生活が始まる。
この世界の片隅に
激しい空襲を受けた広島県の軍都・呉(くれ)を舞台に戦争の全体像を描いた作品。
昭和19年に呉に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描く。
原作は漫画で、ドラマ、映画化されました。
2019年3月には映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開される予定です。
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の公開日が【12月20日(金)】に決定しました🕊もう少しお時間をいただきますが良質な作品をお届けできればと思います。
— 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』&映画『この世界の片隅に』公式 (@konosekai_movie) March 29, 2019
そして本日、桜舞う🌸"特報第2弾"も解禁。#いくつもの片隅に で描かれる物語の一端を感じていただければ幸いです。#この世界の片隅に pic.twitter.com/4KbCK89ydC
その他
まとめ
いかがでしたか?
古い作品のモノクロ映像は当時の状況をより生々しく伝えているような気がしませんか?
反戦メッセージが込められている、原爆を題材とした作品は、当時を生き抜いた人たちの貴重な記録でもあります。
風化させないためにも、一度は目にしていただきたいなと思います。