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「漫画村」元運営者:星野ロミ(28)、月6000万の稼ぎだった…その素顔とは?

漫画村

イラストAC

先日、漫画村の運営者が逮捕されたとニュースになりました。 漫画村と言えば、ちょっと前に話題になった、漫画海賊版サイト

違法アップロードされた漫画が、無料で閲覧できました。 で、その運営者が捕まったのですが、逮捕されたのはフィリピン。

その運営者の名前は「星野ロミ」と言うそうですが、本名なのか、仮名なのか・・

違法サイトを運営してた人って、いったいどんな人なのか? 気になったのでちょっと調べてみました〜。

 

星野ロミ容疑者の経歴・プロフィール

名前:星野ロミ(本名かは不明)

年齢:28歳(2019年7月9日時点)

国籍:日本(日本、イスラエル、ドイツの血が入ってるらしい)

 

18歳のころから、漫画村の他にも違法海賊版サイトなどの運営履歴アリ。訴訟によりIPアドレスが公になったことで判明しました。

アダルトサイト 「Share Movie」「Share Video」

アニメ配信サイト 「AnimeLeaks」

同人誌サイト 「YouBook(ユーブック)」「DropBooks→DLBOOKS」「Free Books(フリーブックス)」

テレビ配信サイト 「SmaTV」

動画配信サイト 「HimaTube」

 

年表にするとこんな感じです

2009年 キジダス開設

2010年 楽々アンテナ、まとめいと、関係ないにゅーす、等を開設

2011年 萌通と組んで「今日もやられやく」を乗っ取り、萌通はウイルス作成罪で逮捕、動画配信のメイト開設

2012年 動画配信のYouFlix、アンテナのスオミネイト開設、萌通は虚偽告訴で再逮捕、楽々アンテナ閉鎖

2013年 情報商材転売のインフォオフ開設、萌通は懲役3年の実刑判決

2014年 児ポ配信のShareMovie、同人漫画配信のDropBooks開設

2015年 アニメ配信のAnimeLeaks、動画配信のShareVideos開設

2016年 メイドカフェのDiamaid開店、テレビ配信のSmaTV、動画配信のHimaTube、一般漫画配信のフリーブックス開設(同年中にSmaTV、HimaTube、スオミネイト閉鎖)

2017年 フリーブックスのサーバー情報で身バレ→漫画村に移転、DropBooks→DLBOOKSに移転、AnimeLeaks閉鎖、アニメ漫画アンテナ開設、出所した萌通は詐欺で再逮捕

2018年 漫画販売のYouBook、児ポ販売のDIGITAL-MARKET(dmm.to)開設、アニメ配信のアニポ、アンテナ速報乗っ取り、アニメ漫画アンテナ閉鎖


ちなみに、今現在も漫画村の後続サイトが存在していて、そのサイト名は「星のロミ-漫画村クローン-」と言います。

何かしら、この後続サイトとも関係がありそうです。

星野ロミ容疑者の親の職業

報道で、星野ロミ容疑者は「日本・イスラエル・ドイツ国籍」と言われていますが、父親と母親がそれぞれ何人か、職業は何をされてるかなど、両親に関する情報は不明です。

ただ、逮捕前に週刊文春が、星野ロミ容疑者の自宅を突き止めており、訪問したところ、50歳くらいの母親と思われる女性が出てきて、取材に応じたそうです。

日本人であったかどうかは、公開されていませんが、こぎれいな身なりをしていたとのこと。 記者の質問に対しては「おそらく本人はもう海外にいると思います。

わたしも連絡を取っていませんし、息子がどんな悪いことをしたのかわからないので、コメントできません」と回答したと伝えられています。

星野ロミ容疑者による被害額は?

漫画村が流行いていたのは、大体2017年9月〜2018年2月の期間になります。その間、過去の作品もですが、最新刊も日々アップされていました。

出版社の被害額(損失額)を計算すると、約3200億円にもなるとのこと・・ ・

著作権侵害の罪に問われるわけですが、民事訴訟での損害賠償額は、推定1億円以上になるだろうと言われています。

また著作権侵害を犯した際、刑事訴訟では「10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金」と決められているので、星野ロミ容疑者の場合、「1億円を超える損害賠償金」プラス「10年以下の懲役」が課せられると思われます。

ちなみに別の海賊版サイト「はるか夢の址」が、損害賠償を求められた民事訴訟では、1億6000万円の損害額が請求されました。

この時の1年間の被害総額はおよそ731億円と言われています。なので、今回の場合は「1億6000万円以上」の損害賠償になる可能性もあるかもしれません。

星野ロミ容疑者は実際、いくら稼いだ?

星野ロミ容疑者は、漫画村など違法アップロードサイトに広告を掲載して、稼いでいました。

漫画村の月間利用者数は約9892万人もいたそうで、収益面からすると、その稼ぎは、月間6000万円ほどにもなっていたとのこと。

大手アダルトサイトの広告やアドネットワーク、出会い系サイトを運営する会社とのタイアップ広告などを扱っていたようです。

広告が掲載数に応じて報酬が得られる、ペイ・パー・ビュー広告がメインだったそうです。

また、サイトに訪問してきたユーザーの情報を取得して、それを販売・収益化していたり、広告以外にも売上をあげていたと言われています。

漫画村を見ていた人も逮捕される!?

と、心配になっている人もいるかと思いますが、日本の法律では、閲覧だけで「ダウンロード」をしなければ逮捕の対象とはならないようです。

著作権法は、「違法にアップロードされた動画や音楽をダウンロードしたり、提供したこと」に対する処罰を定めている法律で、漫画などの静止画をGoogle Chromeなどブラウザで見る分には、損害賠償の対象にはならないとのこと。

ただ、無料でリスクがないからといって、漫画村のようなサイトを利用するのは、避けたほうがいいです。

なぜなら、こうした違法サイトというのは、ウィルスがばらまかれてる可能性があり、使っているPCやスマホから個人情報が流出したりと、ウィルス感染のリスクがあるからです。

無料だからって調子に乗って利用してると、、、

例えば、クレジットカード情報が抜かれていて、知らない請求書が沢山送られてくるなんてことにもなりかねません・・ ・

ちゃんとお金を払って購入したり、合法的に使えるサイトを利用するようにしましょう・・^^;

 

速報!「漫画村後継サイト 星のロミ」を出版会社大手が提訴

出版大手の講談社、KADOKAWA、集英社、小学館ら4社が、アメリカニューヨークの南部地区連邦地裁にて、海賊版サイトの運営社に運営社情報の開示や損害賠償請求などを求めて、提訴しているというニュースが報じられました。

 

この「海賊版サイト」というのが、「漫画村」の後継サイトである星のロミ-漫画村クローン-」だと報告されています。

なお、9/17現在、星のロミ-漫画村クローン-」はアクセスできない状態になっています。

 

なぜ、アメリカで提訴したかというと、同サイトがアメリカ起業のプロバイダーを経由して公開されていることなどが、その理由のようです。

 

サイト「星のロミ」は、2019年の5月に開設され、3千万もの月間アクセスを集めていると小学館が伝えています。さらに、小学館は「『漫画村』(2018年4月閉鎖)の後に開設された、もっとも悪質な海賊版サイト」と捉えています。

  

 集英社も

「第2の『漫画村』となりつつあった悪質な海賊版サイト」として、「著者が心血を注いで作り上げた作品を守るため、今後も断固とした措置をとって参ります。海賊版サイトの抑え込みには、アクセスしないなど、読者の方々はじめ、みなさまのご協力が必要です」

とコメントを発表しています。

 

近いうち、運営社らに対する処分が下されるようで、今後の動向も目が離せないニュースです。