ここ最近、アニメの実写化がかなり急増していますね。
昔の実写版は明らかに胡散臭いカツラや合成が多く、
原作のパロディ版?と勘違いしてしまうような作品も・・・。
現在は技術が進んで、CGと本物の差があまりなくなり、
現実では難しい世界観もよりリアルに表現できるようになりました。
これまで実写化された映画で原作を超えたと言われるほど
ヒットした日本の映画をまとめてみました。
原作を超えた?実写化映画
のだめカンタービレ
作者、二ノ宮知子。クラシック音楽を題材としたコメディ漫画。
原作のキャラクターと実写のキャスティングが見事にマッチした作品で、
漫画では伝えることのできない、オーケストラの音楽を臨場感たっぷりに表現している。
るろうに剣心
作者、和月伸宏。明治時代初期、幕末の日本が舞台。ストーリーはオリジナルだが、主役の剣心(人斬り抜刀斎)のモデルになっているのは幕末の4大人斬りと言われる、『河上 彦斎(かわかみ げんさい)』。
他にも、新選組で活躍した人物がモデルになっていたりと、歴史好きには特に興味深い作品となっている。2020年夏に、二部構成で新作映画が公開される。
matome.naver.jp
DEATH NOTE-デスノート-
原作(大場つぐみ)、作画(小畑健)による少年ジャンプに掲載された漫画。
死神リュークが落とした名前を書くと死なせることができる「DEATH NOTE」。それを使い、犯罪者を抹殺し、理想の世界を作ろうとする「夜神月(別名キラ)」と。暴走する彼を阻止しようとする世界的名探偵「L(エル)」の頭脳戦を描いたもの。
釣りバカ日誌
こちらは、原作が漫画だと知らない人もいるのでは・・。
既刊本編102巻、番外編13巻という超大作の漫画。
万年ヒラ社員のハマちゃんこと浜崎伝助は、自他共に認める「釣りバカ」。ひょんなことから知り合った「スーさん」という初老の男性を釣りに誘い、そこから二人の友情が始まる。スーさんは実はハマちゃんが務める会社の社長で、この2人の奇妙な友情を中心に、ハマちゃんの釣りバカぶりがもたらす珍騒動を描く人気シリーズ。
スーさん役(三國連太郎)の亡き後、「新釣りバカ日誌」では、スーさん役をハマちゃん役(西田敏行)が演じるというおもしろい展開も。
テルマエ・ロマエ
テルマエと呼ばれる古代ローマにおける銭湯のような公衆浴場を設計する、
技術者のルシウスが斬新なテルマエを考案中、お風呂につかっていると、
突然渦の中に引き込まれ、気づくと日本の銭湯にタイムスリップ。
涙を流すと元の時代に戻れるルシウス。
日本の銭湯で学んだ知識を元の時代に取り入れ、大成功するというストーリー。
進撃の巨人
人間を餌にする巨人の侵入を防ぐため、人々は高い壁を作り、平和を維持してきた。
ある日壁を超える巨人の出現により、絶望的な戦いが始まる。
2019年現在公開中
Diner ダイナー
ここに来る客はもれなく全員が殺し屋という、いわくつきのDINER(ダイナー)。
主人公のオオバカナコはお金欲しさから危険なバイトに手をだし、それがきっかけで
ある組織に捕まり、人身売買にかけられ、このDINERのオーナーに買われ、働くことに。
一筋縄ではいかない凶悪な客ばかりを相手に、カナコは生き延びることができるのか?
東京喰種 トーキョーグール【S】
人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きる「喰種」(グール)をテーマにした作品で、喰種(グール)に襲われて半喰種になった主人公・金木の葛藤と戦いを描いた人気SFサスペンス。
アルキメデスの大戦
舞台は1930年代の日本。第二次世界大戦を数学者の視点で描かれたストーリー。戦艦大和の建造計画をすすめようとする日本帝国海軍に対し、天才数学者・櫂直の数学的能力で、「戦艦大和」建設にかかる莫大な費用を試算し、その裏に隠された不正を暴くことで計画を打ち崩そうと考えるが・・。数学で戦争を止めることはできるのか・・。
公開予定
地獄少女
午前0時にだけアクセスできるサイト・地獄通信。 そこに憎い相手の名まえをかきこむと、「地獄少女」があらわれて、恨みを晴らしてくれる。噂は都市伝説ではなかった!「なかよし」で連載された大人気少女漫画が実写化。2019年11月15日公開。
AKIRA
世界規模でファンがいる、SF漫画AKIRA。実写化の話が持ち上がってからかれこれ10年以上が経ち、ファンが待ち望む中。ワーナー・ブラザースより、全米公開日が、2021年5月21日に設定された。日本での公開日は未定。
まとめ
漫画の実写版は、ファンであればあるほど、どうしても厳しい目で見てしまいますよね。漫画のキャラと演じる役者のイメージがずれていたりすると、冷めてしまったり・・。
原作が人気であればあるほど、実写化するのは難しいのかもしれません。
その中でもヒットした映画は、原作に忠実でありながらオリジナリティも感じられ、決してファンを裏切らない作品が多いような気がします。
まだ観たことがない作品があれば、ぜひ原作との違いを楽しんでみてください。
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