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猛暑でマスクはなぜ危険?熱中症になる確率がこれだけ違う!対策はあるの?

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連日猛暑が続いてきた日本列島ですが、先日は関東甲信や東海で40度に迫る厳しい暑さとなり、今からこんなに暑くて夏本番はどうなるのか心配になりますよね。

これに伴い、今まで以上に熱中症対策重要視されている中、問題となっているのが、新型コロナ対策によるマスクの着用です。

特に夏場は熱中症予防の観点から、政府もマスクを外すことを推奨する考え方を盛り込みましたが、新型ココロナが再び増加傾向にあったり、周りの目が気になったり、素顔を見せたくない「マスク依存」など、まだまだ多くの人がマスクを外していないのが現状です。

そこで今回は、猛暑でマスクをするのはどうして危険なのか?熱中症になる確率から対策についてまとめましたので、是非参考にしてくださいね。

 

 

猛暑でマスクを着用する危険性

気温が高い中、マスクを着用するのは体に熱がこもって良くないことは何となくわかりますよね。しかし普通に考えている以上に熱はこもっているんです。

読売新聞によると、「マスクを着けると顔の表面温度はどう変化するのか」を表面温度の違いを色で表すサーモグラフィーカメラを使って調査したところ、驚くことに39度超を記録したそうです。

調査した日は32℃の真夏日だったとのことですが、35℃を超える猛暑日の中ではそれ以上に温度が上がることも考えられるわけです。参考:読売新聞オンライン


マスク内の温度が上がることで口の中が常に湿った状態になるため湿度も上がることで、喉の渇きを感じづらくなり脱水が進んで熱中症になるリスクが高まります。

気温が上がるほどこの危険性は高まるため注意が必要になります。

猛暑でマスクは熱中症になる確率が上がる

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猛暑でのマスク着用は、喉の渇きを感じづらくなるだけでなく、身体にさまざまな変化が起こってしまいます。

気温が高い中ででマスクを着け続けると、心拍数、呼吸数、血中の二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するため、身体に負担がかかってしまいます。

また、気温が高い中でマスクを着用して体を動かすと、温かい空気が体の外へ逃げず、肺を冷やすことができないため体に熱がこもってしまいます。

そもそも、マスクをつけていると息を吸ったり吐いたりがしづらくなりますが、そのこと自体が熱を生み出すことにもつながっているのです。

そのため、猛暑でのマスク着用は、それだけ体への負担も大きくなるため、熱中症になる確率は上がります。

猛暑でマスクをしている人の口コミ評判

猛暑でマスクを着用する危険性、熱中症になる確率を見てきましたが、ここで実際に猛暑でマスクをしている人の口コミや評判を見てみましょう。

 

 

 

 

このように口コミや評判を見ても、まだまだ猛暑の中でもマスクを着用している人は多いようです。

マスクを外してはいけないという思いは感染対策においては大切なことですが、猛暑の中でマスクを着け続けることにもリスクがあることを忘れてはいけません。

次の項目では、猛暑のマスク着用による熱中症対策を紹介しますので、是非参考にしてくださいね。

猛暑のマスク着用による熱中症対策

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屋外においては、周りの人との距離が確保できるときや、距離がとれないときでも会話がほとんどないない場合には、マスク着用は必要はないとする政府の考え方が示されました。

これは、熱中症対策として厚生労働省が呼びかけているもので、原則として他の人と2メートル以上の間隔があればマスクを外すよう促しているものです。

以下のような場面では、基本的にマスクはしなくても問題ありません。

  • 公園などでの散歩やランニング
  • サイクリング
  • 通勤時(人のすれ違いなど会話がない場合)

猛暑日はもちろんのこと暑い日にマスクをつけていると心拍数や呼吸数上がりますので、疲れたり少しでも苦しかったりしたら熱中症対策としてマスクを外すことが重要です。また、運動中はマスクを外すようにしましょう。

猛暑日や真夏日にマスクを着用する場合は、体に負担のかかる作業や運動はさけて、のどが渇いていない状態でも水分を補給することが重要です。

周りの人との距離がとれるときにはマスクを一時的に外して体を休めることも必要です。マスクをつける一番の目的は、飛まつをださないことにあります。

マスクをすることで熱中症になったらもともこもありません。猛暑の中では、その場の状況や体調に応じてマスクをはずし、熱中症対策を心がけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。猛暑でのマスク着用の危険性、熱中症になる確率から対策まで紹介してきました。

猛暑の中でマスクをつけることは、熱中症のリスクが高まります。

場面に応じてマスクを外すかどうかを判断し、熱中症対策を行っていきましょう。