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年末年始の休暇、連休延長!?ネット上で賛否両論に。休みが長くて困ることは?

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新型コロナウイルスで人が集まるイベントや人が多く動くイベントが規制されてしまっている、2020年。

 

そんな中、新型コロナウイルス感染症対策分科会は、年末年始の休暇に関して「延長や分散をする」と決めました。

 

年末年始の休暇が延長されれば、最大で17連休になります。

 

一般的な企業は、例年と同じであれば2020年12月25日に仕事納めになり、2021年1月4日に仕事始めになります。

 

これが延長されれば、仕事納めは同じく2020年12月25日ですが、仕事始めは2021年1月12日になるということです。つまり、2021年1月11日の成人の日までお休みになるということですね。

 

では、なぜこのような方針を固めたのか、連休が増えたことでネットでの意見はどうなのでしょうか?

 

また、休みが長くなることで困ることは何なのかを紹介します。

なぜ連休を延長したのか、その理由は?

今年の年末年始の休暇がなぜ延長され、最大17連休になったのかというと、帰省ラッシュや初詣で人が集まるのを避けるためです。

 

例年通りの連休になると、企業に勤めている正社員や派遣社員などは、同時に休暇に入ることになるので、実家などへの帰省ラッシュや年始の初詣が重なってしまう事になります。

 

そうなると、人の流れが一気に動くので、新型コロナウイルスへの感染が拡大してしまう可能性があります。

 

その為、「連休を延長し、少しでも規制を分散させることができれば抑制になるのではないか」という考えからこの結論になったようです。

正月休み延長で学校はどうなるのか

年末年始の休暇は学校も同じで、全国的に正月休みになります。

 

しかし、休暇が延長されてしまうと、「ただでさえ新型コロナウイルスの影響でまともに学習ができていない現状があるのに、余計に学びが遅れてしまう」という先生からの懸念の声もあります。

 

その為、文部科学省では、年末年始の学校の冬休みに関しては、「延長の要請はしない」ということを決めました。

 

2020年は4月からの長期の休校や分散登校、リモート学習などで学びが十分にできていないため、「感染対策を徹底したうえで、学びを十分に保証することが大事」と強調しました。

 

その為、延長されないことになると、例年通りに1月初めから登校することになるので、遅れている学習を取り戻すための学習に当てられることになるでしょう。

17連休に対してのネットの意見は?

年末年始の休暇が17連休になる、というニュースを受けたネットの反応を10月26日のTwitterのツイートをSocialInsightで分析してみた結果、ポジティブな反応が49.8%、ネガティブな反応が50.2%となったようです。

 

これは26日につぶやかれた8228件をサンプリングしているようですが、ややネガティブな反応の方が多かったようですね。

連休になることに対して、単純に「嬉しい」という人もいれば、「仕事上連休なんてないし休めない」っていう人もいて、大きく意見が分かれる結果になりました。

 

中には、日本人は働き過ぎだから少し休もうっていう人もいました。

 

しかし、企業に勤めている派遣社員などの時給で働く人たちにとっては、「単純にその分の給料が発生しないことになるので生活ができない」というのもあるようです。

 

また、「サービス業や医療従事者は、そんなに休めないと思う」といった意見もありました。

連休になることで困ることはあるのか

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今回のニュースで賛否が分かれたのは、「長すぎる連休だから」です。

 

例年通りの適度な連休であれば文句も少なかったでしょう。

 

ですが今年は17連休になる可能性が濃厚です。そこで、連休が長くなるとどういった困りごとが出てくるのかを紹介します。

12月と1月の実労働時間が減る

12月26日から連休が始まると、12月の実質的な労働時間は少なからず減ってしまいます。

 

また、仕事始めが例年と同じであれば5日からである企業が多いので、5日~8日までの4日分に関しては働くことになります。

 

そうすると、実労働時間はある程度確保されることになるため、時給の場合は給料がしっかりと反映されることになります。

 

正社員に関しても日給であるため、働いた分の給料は保証されます。

 

しかし、仕事始めが1月12日からになってしまうと、単純に実労働時間が減ることになり、5日~8日分の給料は発生しないことになります。

 

生活がギリギリである場合、この分の給料が確保できないのは大きいでしょう。

現金が足りなくなってしまう

「ATMは全国各地にあるから問題ない」と考えてしまいがちですが、連休が続くとお出かけ等で出費が増えるので予め多めのおろしておこうと考える人が増えます。

 

また、足りなくなってしまって急におろさないといけなくなる、といったこともあります。

 

ATMなどは、紙幣の補充は定期的に行ってくれていますが、連休に入ってしまうと以下のようなことが起こります。

  • 補充をしてくれている会社自体が連休に入ってしまい補充ができない
  • 普段よりもたくさんの人が利用する為、減りが早い

この2つが合わさってしまう事で、紙幣切れが起こってしまう可能性があります。

 

そうなると、通帳には現金があるのにもかかわらず下ろせなくなってしまうので、お金が足りなくなる、といったことが起こります。

 

キャッシュレス化が進み、現金を使わなくても良い場面が増えたとはいえ、まだまだ現金のみの店舗は多いです。

 

連休に入る前には、必ず十分な現金は持っておくようにすると良いでしょう。多すぎるくらいで丁度いいかもしれません。

運動不足で太ってしまう

正月は、おせち料理やお餅つきで出来立てのおもちを食べる機会が増えます。

 

普段であれば会社に出勤したり、職場で歩き回ったりするのでそれなりに運動はできていましたが、それがなくなってしまうので正月太りをしてしまう可能性があります。

 

今年は連休が続く可能性があるので、余計に食べ過ぎてしまう可能性があるので注意が必要です。

病院によってはしまっている可能性がある

小さな子供がいる家庭や持病がある人、高齢者がいる家庭など、病院にお世話になることが多くなる場合、病院が閉まってしまう事が多いため、もしものことがあった時に大変です。

 

病院の連休は、長くても1週間程度なので、連休中ずっと休んでいるといったことはないですが、それでも休診になってしまう期間があるため、予め薬をもらっておいたりすると良いでしょう。

仕事始めの出勤がイヤになる

連休で一番怖いのは、連休明けの仕事始めです。

 

始まってしまえばそのうち慣れてしまいますが、連休が長いと仕事の感覚を取り戻すのが大変になってしまうので、「仕事が嫌になってしまった」となってしまう可能性があります。

 

連休明けでうつになってしまう人もいるため、しっかりと対策をしておかないといけなくなります。怠け癖とどう戦っていくのかも大きな課題です。

まとめ

もし例年通りの連休になるとしたら今年は、6連休の年です。

 

が、もし17連休になったとしたら、休み方を考えないと仕事始めが憂鬱になってしまいます。

 

家で少しでも進められる仕事があるなら、どこかのタイミングで自分で仕事モードに切り替えられるようにしておくようにすれば、仕事始めも苦痛にならないかもしれません。

 

また、収入も減ってしまう事になるので、今の時期から少しお金を使うのをセーブして、年末年始の収入不足に備えておくと良いでしょう。