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DQNの川流れ:台風10号で孤立状態の18人救出、生後5ヶ月の子供を連れて行く親たち

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令和になって初めての夏。夏によく起こる台風による事件が、今も話題となっています。

 

8月15日の午前6時頃から、九州・四国地方を暴風域に巻き込んで、北上を続けている台風10号。

 

その影響で車が水没し、大分県玖珠町でBBQを楽しんでいた18人が、孤立状態になるという事件が発生しました。

 

しかもその中には、生後5ヶ月の女の子もいたそうで・・・

 

はたして無事に全員救助できたのか?情報をまとめてみました。

 

 

 

事件の経緯

14日に、大分県玖珠町にある大谷渓谷付近で、大人7名、子ども11名(42歳末から生後5ヶ月の男女)がBBQをしていたところ、近くを流れる奈良川の増水により、車が水没して動けなくなったとみられています。

 

そして、「車が水没して動けなくなった」という119番通報があったのは、14日の午後4時半ごろで、それから救助活動が開始されました。

 

一行は、小高い山の上に避難しており、食料や飲み物も確保できているとのことでしたが、付近が暗く見通しが悪くなってきたため、救助活動が一時中断され、15日の午前7時ごろから再開され、無事、全員救助されました。



ネットでは批判が殺到

この事件についてネットでは、台風が接近しているのに、子どもをBBQへ連れて行った大人たちに、批判が殺到しています。

 

しかも中には、生後まもない女の子もいたということなので、判断力のなさに呆れ、DQNの川流れと揶揄しています。

 

 

 

 

 

お金の面でも、消防と警察の両方が救助活動にあたっていたため、多くの税金が使われることに怒りを覚える方もいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

玄倉川水難事故の救出費用はいくら?

今回の水難事故と似たようなケースが、実は20年前に起こっていました。しかも、ちょうど20年前の8月14日…。オカルトのような不吉なものを感じますね…。

 

それが、1999年の8月14日に、神奈川県足柄上郡山北町の玄倉川で起きた事件です。

 

この事件でも、子どもを含む18名が、熱帯低気圧による大雨が予想される中、なんと中洲にテントを張りキャンプを決行。

 

上流にはダムがあり、増水の危険があることは事前にわかっていました。なので、ダムの職員さんや警察官が、このグループに退避勧告をしていたのですが、呼びかけには一切応じなかったそうです。

 

しかも、逆に「殴るぞ!」「失せろ!」などと暴言を吐いたとのこと。

 

結局、彼らは中洲で孤立状態となり、救助隊員によって5名は救助されたものの、流されて滝に落ちた13名は亡くなったとのことです。

 

そして、この事件でも、救助費用が当然かかりました。

 

地元の自治体である山北町は4800万円、神奈川県警は人件費だけで1億円(別件の水難事故との合算)を負担。

 

正しいキャンプの知識や装備もない中、注意を無視して無謀にもキャンプをし続けた、身勝手な人たちに対して、莫大な費用と人員がさかれてしまうのは、何とも言い難いですね…。