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イソジンがコロナ重症化の救世主!?店頭から消えてメルカリで大量出品

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本日東京では309人の新規感染者が確認されました。

これで8日連続で200人を超え、高止まりしています。

そんな中、イソジンがコロナ重症化の抑制に効果が期待できるという情報が入ってきました。

それも、大阪府の吉村知事と、大阪市の松井市長が共同会見で発表したということで、大きな注目を集めています。

共同会見の内容は?

大阪府の吉村知事と、大阪市の松井市長による共同会見は、4日の午後から行われました。

会見の中で、大阪はびきの医療センターが行っていた研究の内容とその結果が発表されました。

研究内容とその結果

今回発表された研究の内容とその結果はこちらの通りです。

  • 療養患者41名を対象として実施
  • 1日4回、ポビドンヨードによるうがいを実施(起床時・昼食前・夕食前・就寝前)
  • 毎日、唾液検体を採取してPCR検査を実施
  • ポビドンヨードうがいをした療養者の唾液ウイルス陽性頻度が低下

この研究の結果だけを見れば、ポビドンヨードによるうがいをする事で、コロナウイルスが体内から減少していくように思えます。

ただし、これはまだ研究段階であって、薬事法の関係からもコロナに効くとは言えません。

ポビドンヨードとは

うがい薬や手指の殺菌として広く使われている消毒剤のことで、昆布やワカメなどに含まれるヨード(ヨウ素)が成分として入っています。

ポビドンヨードが使われているうがい薬としては、「イソジン」が有名です。

 

今後の取り組み

今後大阪府ではこの研究結果を基に、軽症者の療養患者の同意を得て、さらに検証研究(有効性・安全性)を進めるほか、医療機関への情報提供を行っていく方針です。

また、8月20日までを強化期間として、ポビドンヨードうがい薬によるうがいを励行し、特に、次に該当する方はポビドンヨードうがい薬によるうがいを励行して欲しいとのことでした。

  • (1)発熱など風邪に似た症状のある方及びその同居家族
  • (2)接待を伴う飲食店の従業員の方
  • (3)医療従事者や介護従事者の方

会見の影響が多方面に広がる

この会見の影響がいろいろな所に波及しています。

イソジンがショップから消えた

この共同会見が行われたあと、いわゆるイソジンうがい薬がドラッグストアから消えたようです。

 

 

さっそく転売されるうがい薬

もちろん、自分が使うために購入した方がほとんどだと思いますが、転売の為に購入した方もいるようでメルカリ等で高価格での取引が行われています。

 

なお、第3類医薬品に指定されているイソジンは、許可なく販売は出来ませんのでご注意ください。

株価上昇

この会見が行われたあと、「ポビドンヨード」を含むうがい薬を販売する明治ホールディングスの株価は、一時7.7%高の8,990円まで上昇しました。

イソジン摂取に注意が必要な人は?

ヨウ素を大量に摂取すると、甲状腺が腫れたり甲状腺機能低下症になる場合があります。

また、妊娠中の方が大量に摂取することで、赤ちゃんが甲状腺機能低下症になることもありますので、甲状腺疾患を持った方や妊婦の方は特に注意が必要です。

SNSの反応は?

このニュースに対するSNSの反応をみてみましょう。

 

 

 

 

早速イソジンを購入したという方もいれば、イソジンでうがいしましょうって当たり前という反応、このニュースでうがい薬が転売されることに呆れている様子等、様々な反応がありました。 

まとめ

市販薬で日常的にうがい薬として使われるイソジンが、コロナウイルスの重症化抑制に効果が期待出来るという、事実であればとても明るいニュースでした。

しかし、このニュースが流れた後にドラッグストア等からうがい薬が消え、大量に転売される様子は、悲しい印象を持ちました。

正しい情報を入手して、パニックにならないようにしましょう。