yakudacchi - 生活の知恵・裏技など、お得な情報をご紹介

生活の知恵・裏技など、お得な情報をご紹介

【台風19号】多摩川氾濫、浸水、冠水!被害画像・動画まとめ(二子玉川、武蔵小杉近郊)

f:id:yakudacchi:20191015170302j:plain

関東を始めとした各地で猛威を振るい、爪痕を残していった台風19号(ハギビス)。特に、東京都と神奈川県の境を流れる多摩川が氾濫したことは大きな衝撃でした。

現在まで復旧ができていない地域もあり、早く元の生活に戻れることを祈るばかりです。

本記事では多摩川に近いエリア、特に二子玉川や武蔵小杉近郊での台風19号による被害についてまとめています。

多摩川氾濫の様子

2019年10月12日の夜、多摩川が氾濫し、周辺地域へ浸水などの被害をもたらしました。

多摩川周辺エリアに絞った被害者数などは出ていませんが、溝口6丁目のマンションでは浸水によって男性一名が死亡しています。

被害範囲は広く、世田谷だけでも12日の午後7時半時点で、約5,500人を対象に避難指示が出されました。

世田谷区の一部で午後7時半現在、2万5225世帯、5万4523人に避難指示が出されています。

引用元:TBS NEWS

 

SNS上でも多摩川で氾濫が発生したことに対する驚きと注意喚起の声が多数あがる事態に。

台風が首都圏へここまで大きなダメージを与えることは近年あまりなかったので、東京・神奈川エリアに住んでいる人にとってはかなりのショックでした。

水がはけた後には道や駐車場で魚が発見されています。それくらい広範囲に水が及んでいたということですね。

二子玉川など、多摩川周辺地域の被害状況

台風19号ならびに多摩川氾濫等の影響で、東京や神奈川の一部地域では浸水などの被害が発生。

NHKの取材によると、浸水被害の件数は東京だけでも600件以上(15日正午時点)に及んだそうです。

東京23区での建物への浸水被害について取材したところ、15日正午時点で住宅などへの床上・床下浸水被害は多摩川沿いの大田区と世田谷区を中心に合わせて637件にのぼることがわかりました。

具体的には大田区では田園調布4丁目と5丁目を中心に583件、隣接する世田谷区では玉堤地区や玉川地区などで44件、板橋区で8件、豊島区で2件の被害が確認されたということです。

引用元:NHKニュース

 

多摩川氾濫というより台風19号が原因ですが、10月13日5時00分時点で東京と神奈川を合わせて10万戸近い停電も発生していました。

○東京電力 約310,300戸
茨城県 約40,800戸
栃木県 約10,900戸
群馬県 約4,700戸
埼玉県 約5,700戸
千葉県 約121,100戸
東京都 約7,200戸
神奈川県 約91,400戸
山梨県 約6,600戸
静岡県 約22,000戸

引用元:経済産業省

 

特に二子玉川駅周辺は水が溢れている様子がSNSにもあがっています。土日になると家族連れでにぎわうエリアなだけに、衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。

もちろん二子玉川だけではありません。

東京都大田区にある田園調布エリアも浸水は深刻でした。

東京都は世田谷区や大田区で被害が深刻化していた一方、多摩川をはさんだ神奈川県では川崎市エリアに被害が発生。

川の両側で被害が出ていたということですね。

普段は景観が良く人々にとって身近な存在だった多摩川が、まさに台風の影響で牙をむいた瞬間だったと言えるでしょう。

武蔵小杉エリアでは混雑や浸水の問題が発生

神奈川県川崎市にある武蔵小杉も、今回の台風で甚大な被害を受けた地域。駅周辺が冠水したそうです。

タワーマンションが立ち並び、近年はハイクラスなエリアの仲間入りを果たしていた武蔵小杉。

今回の台風によって駅周辺の冠水のみならず、様々な問題が発生していました。

武蔵小杉駅での長蛇の列

武蔵小杉駅では、台風19号の影響で駅に入れなくなるほどの冠水が発生。

その復旧が完全には済んでいないのか、横須賀線での入場規制等によって長蛇の列ができる事態になっています。

やはり駅がダメージを受けてしまうと、台風一過後も影響がしばらく残りますね。武蔵小杉駅ユーザーにはつらい状況が続いています。

タワーマンションでの断水や停電・トイレ禁止

さらに、武蔵小杉に建ち並ぶタワーマンションでは、断水や停電が発生したところもありました。

「タワーマンションの高層階なら水の影響を受けなかったのでは?」と考えがちですが、下水処理能力のパンクによって自宅のトイレを使えなくなるなどの深刻な被害が一部マンションに発生しているそうです。

こちらはタワーマンションかどうか不明ですが、浸水が発生した武蔵小杉のマンションの様子。

完全復旧までは1ヶ月近くかかるという噂もあり、まだまだ元の生活に戻れるのは先になりそうですね。

まとめ

今回の台風19号では、多摩川の氾濫によって周辺地域へ甚大な被害が発生しました。二子玉川などのオシャレタウンが被害を受けたこともあり、周辺が水害を受ける可能性がある地域であることを再確認した人も多そうです。

武蔵小杉のケースは多摩川の氾濫によるものではありませんが、台風の被害であることは間違いありません。

今回の台風を受けて、こうした地域は水害対策がより強化されることでしょう。

被害を受けた地域に関しては、一刻も早く元の生活に戻れるよう祈っています。