今年4月に池袋で12名方が巻き込まれた、高齢者による「ペダル踏み間違い事故」。 このペダル踏み間違い事故ですが、ニュースを見ると交差点での事故が頻繁に報道されていますよね?
しかし、一番踏み間違いの多いところは、ダントツで「駐車場」なんです。
交通事故総合分析センター
https://www.itarda.or.jp/itardainfomation/info124.pdf
高齢化が進み、現在、運転免許証を保有している高齢者(65歳~75歳以上)は過去10年で約2倍になっていることが一目でわかります。
これらのことを考えると、今後も高齢者による事故が増加していくのではないでしょうか。
で!!!
少しでも安全に乗れるように、高齢者の運転をサポートする「急発進抑制装置」というものが開発されました。
急発進抑制装置には「超音波ソナー」「赤外線レーザー」「光学式カメラ」が付いていて 建物、障害物、車両などを認識することができます。
Twitterでも
これ是非他の自治体にも波及して欲しい!元々公共交通機関の発達している東京よりも地方の方が免許は必要だから(&財政難だから)、政府も補助して欲しい。#急発進防止装置 pic.twitter.com/r5N4GVyzHf
— vals sutcliffe@DD is free! (@valssutcliffe1) June 16, 2019
田舎の暮らしに車は必要…
— hitomi (@Eyes_staff) June 7, 2019
これ買って母にプレゼントしなきゃだな!!#高齢者運転#ペダルの見張り番#ペダルの踏み間違え#急発進防止装置 pic.twitter.com/qbvR9LHYfo
中には「免許を返納しなさい!」「そんな年齢まで乗らない方がよい!」などといったコメントもあるようですが、 田舎に行けば行くほど、車は本当に必要になってきます。
賛否両論あると思いますが、これで防げるのであれば私は良いのかなと思います。
特徴として ブレーキとアクセルを踏み間違えてしまい、どんなにアクセルを強く踏み込んでも急発進しないようになっています。
これは、前進だけでなく後退する時も同じです。取付可能な車種は100車種以上と幅広く対応しているようですが、万が一がありますので、店舗で確認をしてみてください。 車への取り付け作業時間ですが、約2時間程度で完了します。
また、急発進抑制装置を購入すると、1年間の交通事故傷害保険が付帯されますので、 現在一緒に暮らしている「おじいちゃん」「おばあちゃん」がまだ運転している家庭は、 未然に事故を防ぐということが大事ですので「急発進抑制装置」を是非、検討してください。
現在、東京都では9割負担、東京都(豊島区)では、9割負担+1万円を上限にして補助金制度を先月の7月31日から開始しています。
この補助金制度も取り入れられたことで、ほぼ無料で「急発進抑制装置」を設置することができます。東京都の他にも、茨城県が1万円の補助金制度を9月に予定しているようです。今後は全国的に何らかの補助金制度、または県や市が負担するという制度が出てくるかもしれません。
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