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ニュースZERO 最低賃金男にSNSで物議「手取り23万が最低賃金だと・・?」

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「手取り23万」

Twitterではトレンド入りするほど、今、このキーワードの話題で持ちきりだ。

 

事の発端は・・・

物議を醸しているのは、
7月31日に日本テレビ「news zero」で報道された内容について。


巷で全国平均賃金の引き上げが騒がれている中、
『33歳、最低賃金の生活をする都内の独身男性』の暮らしを特集したもの。

 

先日報告された全国最低賃金の引き上げについて

中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は31日、2019年度の全国の最低賃金の目安を27円引き上げて時給901円にする方針を決めた。
引用元:日本経済新聞

 

最低賃金以下で生活する都内在住男性の生活とは・・

特集の男性は33歳の独身男性。都内に一人暮らしをしており、月300時間労働で月給手取りで20万から23万とのこと。

 

この月給を、会社が定めた労働時間で割ると、東京都の最低賃金である985円とほぼ同じになるということだが、この男性の場合、月によっては下回ることも。
つまり、彼は最低賃金以下で暮らしているということになる。

 

そのため、男性は、夜は食べず、食事は朝のみ(この日はコンビニのおにぎり2個)、外食は基本避け、洗濯機が壊れたが購入できる貯蓄もないため、
コインランドリーを利用するという生活を送っている。

 

Twitterの反応は・・・

 

「手取り20〜23万で東京最低賃金なの!??!!?私もっと低いんだけど!!!!!!!!」

「手取り20~23万で最低賃金の生活なのか…わし公務員、手取り15万ちょいなんだけど…」

「東京って、月給手取り23万で暮らすのきついの?????」

引用元:togetter

 

都内では23万円が最低賃金という基準に驚きの声が殺到!

 

さらに、男性の収入(23万だったとき)の支出内訳をみて、一変。


Twitterではリアルな意見続出・・。

 

男性に対する厳しい意見の中、こんな意見も・・

 

 

月300時間労働というと、仮に30日の月で休みなしで働いて10時間という計算になる。

週に1度休んだとしても、24日出勤で1日労働時間が11.5時間・・・。

1日8時間の労働だとして、残業は1日2.5時間。
24日出勤なら残業2.5時間☓24=月60時間

 

時間外の労働に関しては、厚生労働省から告知されている『36(サブロク)協定(https://www.mhlw.go.jp/content/000350731.pdf)』で以下のように制定されているので、

時間外労働の上限(「限度時間」)は、月45時間・年360時間となり、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。

臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、年720時間、複数月平均80時間以内(休日労働を含む)、月100時間未満(休日労働を含む)を超えることはできません。また、月45時間を超えることができるのは、年間6か月までです。

 

月300時間が慢性化していたとしたら、明らかに労働基準を超えています・・・。

 

手取りとは収入から、税金や社会保険、年金など差し引いた金額なので、そこに年金が含まれているとすると、手取りは間違いなくもっと少ないはず・・。

まともな労働環境で働いていたとは思えませんね・・。

まとめ

今回の報道では、手取り23万円多いという意見や、それでやりくりできない男性に批判的な意見が目立ちました。

が、一方で、働いていた環境の劣悪さを指摘した意見もありました。


あなたはどう捉えたでしょうか?

最低賃金が上がるのは労働者にとって嬉しい限りですが、
企業側の労働環境整備がますます重要課題となるのではないでしょうか。

 

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