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【ネタバレ】天気の子の感想・考察!前作『君の名は。』との関係は?

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天気の子ネタバレ

公開からわずか11日間で「観客動員300万人」「興行収入40億円」という記録を達成してしまったモンスター映画、『天気の子』

『君の名は。』で大ヒットを記録した新海誠監督の作品だけあって、話題も集客力も抜群ですね。

既に52回観ている猛者もいます……。

筆者も観に行ったので、ネタバレ全開で感想・考察を書いていこうと思います。

 

キャラクター紹介とネタバレあらすじ

まずは主要な人物を確認していきましょう。

人物 説明
森嶋帆高 物語冒頭で東京に家出してくる少年。陽菜と出会い、晴れ女でビジネスを始める。
天野陽菜 祈ると天気を晴れにできる「100%の晴れ女」。弟の凪と二人暮らしをしている。
天野凪 陽菜の弟で、ガールフレンド(今カノと元カノ)に囲まれるモテ小学生。帆高には女性の扱いにおいて尊敬されていて、「凪センパイ」と呼ばれている。
須賀圭介 K&Aプランニングという小さな会社を構え、帆高の東京での生活を助ける大人。帆高に昔の自分を重ねてしまっている。
夏美 K&Aプランニングで働く大学生で、須賀圭介の姪。就活をするも、なかなかうまく行っていない様子。
安井・高井(刑事) 帆高が偶然拾ってしまう拳銃を追っている刑事。

 

本作のあらすじは以下のようになっています。

「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。

引用元:映画『天気の子』公式サイト

 『天気の子』は雨が降り続ける東京で、「100%の晴れ女」である陽菜と帆高が出会い、世界の形を変えてしまうまでの物語となっています。

 

世界の形を変えてしまうとは、物語の最後で東京を水没させてしまうことに他ならないでしょう。

天気を変える力を持つ陽菜は「天気の巫女」として、狂った天気をしずめるための人柱になる運命を背負ってしまいます。しかし二人は「天気を晴れにすること・異常気象を止めること」よりも「一緒にいること」を選びます。その結果、陽菜は人柱から逃れることができますが、東京には3年以上雨が降り続けることとなり、ほとんどが水没してしまうのです。

 

この選択を良しとするかしないかは人によって意見が分かれるところでしょう。作中の大人である須賀は「気にするな」「世界はもともと狂っている」という言葉をかけますが、最終的に帆高はこの結果を「(世界が最初から狂っていたのではなく)僕たちが変えたんだ」と結論付けます。

これにより帆高と陽菜は、「狂った世界に翻弄された存在」ではなく「世界を変えた存在」として、主体的なアイデンティティを手に入れたのだと思います。だから、ラストに「僕たちは、大丈夫だ」となるのです。

物語の中で繰り返し「少年」と呼ばれる帆高は、最後には須賀に「青年」と呼ばれます。年齢的にも成長していますが、内面でもぐっと成長していることを表現しているのではないでしょうか。

『君の名は。』の瀧くんと三葉、まさかの登場!

本作において、前情報がないと一番驚くポイントは「瀧くん&三葉の登場」ではないでしょうか。

前作『君の名は。』のラストで感動的な再会をした二人は、今は東京で暮らしています。瀧くんは陽菜の「晴れにするサービス」を申し込んだ下町の老婦人、立花冨美の家に普通に登場。三葉は新宿でアクセサリーショップの店員をしています(新宿LUMINEの中にある、知ってる人ならどこのお店か分かる場所でした)。

瀧くんに関しては隠す気が一切感じられないくらい映りますし喋ります。

残念ながら二人が一緒にいる様子は見ることができませんでしたが、それでも東京で暮らしている二人を見ることができて、前作のファンには嬉しいサプライズですね。

瀧・三葉だけじゃない!実は出演していたキャラクター

さらに、瀧・三葉ほどあからさまではありませんが、他のキャラクターも『天気の子』にはこっそり出演しています。

四葉

三葉の妹である四葉。初見で見つけられる人はあまりいない様子ですが、陽菜が人柱になって天気が晴れになった際に少しだけ登場したようです。髪型をヒントに探しましょう。

てっしーとさやちん

三葉の学生時代の友人であるてっしー(勅使河原克彦)とさやちん(名取早耶香)も登場。観覧車に乗っているところを多くの人が発見しています。

四葉に比べると多くの人が見つけていますね。

ソフトバンク白戸家のお父さん犬

映画館の本編上映前の映像で出演が明かされた白戸家のお父さん犬。1回目はかんたんに見つかりますが(というか映像で答えが出ている)、2回目はなかなか見つけられません。

どうやら公園のシーンにいるらしいので、次回観る際に要チェックですね!

ちなみに上記の他にもゲスト・小ネタは散りばめられています。感動する作りではありつつも、遊び心が随所に見られる映画です。

帆高と陽菜の選択の結果、瀧と三葉は再会できなくなる?

『君の名は。』を観た人は覚えていると思いますが、瀧くんと三葉は物語の一番最後に神社の階段で再会します。この時の天気は晴れ。雨なんて降っていませんでした。

前項にあるように、瀧くんと三葉は帆高・陽菜と同じ世界に生きています。しかし、作品の時間軸を考えると、東京で止まない雨が降り始めたのが2021年で、瀧くんと三葉の再会が2022年。

つまり、帆高と陽菜が一緒にいる選択をしてしまったことで、瀧くんと三葉のあの再会は存在し得ないことになってしまうのです。東京は3年以上、ずっと雨になるのですから。

 

実は物語の最後の方で、瀧くんが結婚している写真が映るのですが、その結婚相手の顔は見えず。三葉でない人と結婚した可能性が残っているのです。

帆高の「世界の形を変えてしまった」というのは、単に地理的な東京の形を変えてしまったことに留まらず、こうした人間の関係も含んでいるのかもしれませんね。

ハッピーでないエンドを作ることで有名な新海誠監督(『君の名は。』は特殊ケース)。わざわざ結婚相手の顔を隠しているあたり、新海誠監督もこのあたりは意識して作っていそうです。

 

ただ、瀧くんが三葉と結婚した可能性が完全になくなったわけではありません。もし瀧くんの結婚相手が三葉の場合、例の階段ではないシチュエーションで再会したということになりますね。

願望を込めて、瀧くんの結婚相手は三葉だと信じている人も多そうです。

まとめ感想

意味深でありつつも、真相が明かされないまま想像に任せられた部分もかなりある本作。前述の瀧くんの結婚相手もそうですが、帆高の家出理由や陽菜の持つチョーカーの意味、魚になる雨など、考察し始めたら終わりがありません。

それでも、帆高と陽菜が明確に自分たちの幸せを掴み取ったことが分かったので、それで良いのかなという気もします(大雨で多くの人に影響を与えていますが)。観た人がそれぞれ自分の中で一番納得できるエンドを想像すれば良いのでしょう。

前評判ほど本田翼さんの演技も気にならず、小栗旬さんに至ってはエンドロールまで小栗さんだと全く気付きませんでした。東京の描写もとてもきれいで、満足度は非常に高い映画です。

もしこれから天気の子を観るという人がいたら、『君の名は。』で予習をしてから観るとより楽しめると思いますよ。

 

 

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